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専門コラム 第26話 「通販唯一のリアル接点、届いた時の重要度」

 今年のGWは今日明日を休めば9連休の大型ですのでご旅行などを楽しまれている方も多いことでしょう。このGWが明ければ、大きなギフト商戦では5月13日に母の日が控えています。もちろん販売側は半年以上も前から準備していたりもするので、いよいよ注文が激しく多くなってきて、在庫とのにらめっこや、受注体制や出荷体制にドキマギする時期でもありますので、GWどころではない方も多いと思います。

母の日はご存知の通り、カーネーションを始めとする生花を贈ることが圧倒的に多く、最近ではお花とスイーツのコラボギフトも定番化してきました。特に通販での生花は花束よりも、鉢植えを贈ることの方がとても多いです。

この鉢植えを発送する際、当然花束に比べて、重みもあり、花落ちなども想定されるため、商品梱包はとてもデリケートさが必要になります。お花の業者さんは過去様々な失敗をしながら、梱包の箱に創意工夫を施し、現在ではほとんどが良い状態で、生花の鉢植えが届くようになりました。

 さあ、もうお分かりでしょう。今回のお題目とした通販ビジネス唯一のリアルな接点は、商品が届いた時です。

当社では商品提供側から見て、届け方ではなく「届き方」と説明をしています。

ネットショッピングを始め、通販では商品現物を見ることは出来ませんし、商品検討時、注文時も含めて、商品が届いた時にしかリアルな接点はありません。(最近出始めた、現物をリアル店舗で確認、注文して、後から自宅などに品物が届く・・・というモデルでは違いますが)

通販の商品は、自宅用でもギフト用でも、中身の商品を包む袋や箱に入って、その上に宅配の送り状が貼られています。先述のお花のような商材だと、天地無用、ワレモノ注意、配達指定など、様々な注意喚起のシールが所狭しと貼られていたりします。

宅配・シールでネット検索しますと様々なシールが貼られた宅配箱の画像が出てきますが、どうでしょう。お世辞にも綺麗とは程遠いものが多いのが現実です。もちろんドライバーさんへの注意喚起するものなのでまだまだ必要ではあるのですが、せっかく中身の商品が優れたものでも、箱だけ見ると興醒めしてしまいませんか?

もちろん、最低限中身が崩れないように届くということが最重要なことなのですが、せっかく届くのを楽しみにしていたり、サプライズな贈り物だったり、大切な人への贈り物だと、唯一の顧客接点となる商品が届いた時、この「届き方」でお客様のイメージが大きく左右されることは間違いありません。

 ここでギフトや宅配などの資材を専門に扱っているWebサイトをご紹介します。
株式会社ヘッズ http://www.e-heads.co.jp

宅配ステッカーのページを見ますと、実に洒落たデザインのシールがあります。おそらくオリジナルでデザインされていると思いますがこのようなシールが貼られて入れば、受け取ったお客様のイメージも断然違ってくると思います。

こういうサイトなどで探すのもいいですが、自社の商品に合ったデザインのシールなどをオリジナルで作られるのはもっといいです。細かいところまでも配慮が行き届いている、ブランディングの一環として大いに効果を発揮するでしょう。

とても気の利いた、お客様のことを考えた企業、お店と思っていただけますし、贈り物であれば、受け取った方の満足、贈った方の満足にも大きく繋がるでしょう。

あなたの会社の商品はどんな宅配梱包になっていますか?

届いた時をしっかりイメージされていますか?