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専門コラム 第180話 世界が日本が!インフレ続くこの時代、この先に向けて経営者は何にどうチャレンジすればいいのか?〜ギフト・ショー出展から見えたこと〜

「物販ブランドを立ち上げたばかりの今は真っ暗闇の中で、果たして売れるかどうか正直不安しかないです・・・。でも先生にはこの先の道が見えてるんですよね。これからも私たちをよろしくお願いします!」

先週、日本最大級のギフト見本市、ギフト・ショーにクライアント3社の4ブランドを合同出展しました。その中の1つ、この展示会で初お披露目となった当社クライアントで、高級旅館を経営されている会社役員の方と昨日お電話で打合せをしていた時に出た、すごく正直な言葉です。

出展までの道のりは、なんとか新ブランドの表現や商品パッケージ、価格設定などがギリギリ間に合った感じで、特に12月〜1月は相当なご苦労をされました。

でもいざ出品してみるとどうでしょう。ターゲットと定めた質の良さが分かる大人の女性バイヤーからブランドやデザインを高く評価され、料理長の監修で実際に高級旅館でも提供している贅沢なブレンド珈琲ギフトは、超強気の価格設定にも関わらず、好評を博しました。

誰一人として「1袋あたりにするとめちゃくちゃ高いですね〜」とも一切言われず。(一部の方には高えなあ・・・と思われた方もいたかもですが)

世界が日本がインフレ続く(日本はスタグフレーション?)この時代、何にどうチャレンジすればいいのか?

スバリ、独自商品・サービスの ”高価値化” と ”高価格化” です。

さらに当社から言うとこれを、ギフトブランド・ギフト商品で実現する!です。

企業ごとや扱う商品、狙うターゲットや市場によっても少し変わってくるので、ものすごく抽象的で申し訳ないのですが。むやみやたらな、便乗値上げ的な意味ではありません。

いかにして高い価値を感じてもらうのか?

そして、価値を価格でも価値表現するということです。

まだ「???」ですよね。

裏を返せば、相手の想像を超えたところまで商品やサービスを高めなければ、高価値化、高価格化は決して実現できない。嫌われる勇気も必要だということです。

では、高めるためには何が必要なのか?

自社のヴィジョン・ミッションをどれだけブランドや商品に落とし込めるか。

落とし込んだブランドや商品をどのような質の高いクリエイティブで表現するか。

まず売る前には、大きくはこの2つが必須です。

当社が専門としているギフトビジネスでは特にこの要素が求められますし、この要素があれば勝ち戦にも繋がるのです。さらに大事なのは、先にも申し上げた通り「相手の想像を超えたところまで・・・」が、キモなのです。

先にご紹介した高級旅亭の新ブランド商品では珈琲ギフトのことをお伝えしましたが、もう1つ出品していました。これも本邦初お披露目でしたが、これも高級旅亭のデザートとして提供されるアイスギフト。

何種類か作った中の1つにすごく特殊な味を作ったのです。守秘義務があるので残念ながら発売前にさすがにここでお伝えすることはできませんが、私自身の想像も超えた味の1品を、特に感度の高そうな女性だけを選び試食提供し、反応を伺いました。

結果はまさに賛否両論。「何これ!すごく美味しくて素敵!」「この味をもっと濃くしてほしい!」という強くて肯定的な意見もあれば「私は嫌い。こっちの◯◯味の方が好き。」「バニラはないの?」といったような否定的な意見も多数あって。

中途半端な反応はほとんど少なく、極端に好みが分かれましたが。これが我々が求めていた答えで、リアルに得られたのでした。

そこで今日のコラムに掲げた標語です。

数人にしか受けなければ、儲からない。

万人受けすれば儲かるが、引きも早い。

だが、たった一割の人に受けたなら、

「長く儲かる商いの仕組み」が作れる。

中小企業でも零細企業でも、どんな市場に出ようが否が応でも常に大手企業、有名企業、先行企業と相対することになります。特に今の情報溢れるネット社会において。

どこで、何で勝負するのか?

どう戦いを略すのか?

私は大手も、中小も、零細もこれまで沢山現場で見てきました。1人の経営者でもあります。

様々に市場、企業、社長を見てきたことからこの答えは、普遍的かつ難しくもある、独自の商品、独自のサービス、独自の価値、独自の価格、独自に強い顧客開拓と顧客価値の引き上げが、成功への最短最速の道なのです。

単なる差別化だけでは足りない時代であることを、経営者はより強く意識しなければなりません。

このことが弊社の掲げる、長く成功・発展するための顧客経営基盤づくりの元です。

マスを意識するのでなく、少々嫌われてもいいから(あまり嫌われすぎるとどうかとも思いますが)、自社商品やサービスにしかない価値・価格でチャレンジし、その武器から強い市場開拓、強い顧客開拓をすることです。

この挑戦を以前から当社とともに取り組んでいるクライアント企業も今回のギフトショーに出展していました。あなたの街にもよくあるでだろう、普通のお米屋さんのチャレンジです。

社長とブランド・商品開発を担った奥様のチャレンジ精神から見事に「相手の想像を超えたところまで・・・」を実現され(ご本人達の想像をも超えた形になった)、70社以上もの優れたギフト商品がエントリーされた新製品コンテストで初出展、初出品にも関わらず、なんと大賞を受賞されました。

※実名公表の許可を得て当社サイトに掲載しています(下記URLよりご覧ください)

   → https://urerugift.com/?p=15238

ここまでの苦労が報われる快進撃が、この大賞を機にいよいよ始まるでしょう!

あなたの会社は今、未来に向けたチャレンジをされていますか?

いつまでも万人向けを狙っていきますか?

真のギフトという武器と儲かる仕組みを携えてもらえるように、当社では全国の中小企業を本物の実務から支援しています。

先の道を大きく開くために当社の門をぜひ叩いてみてください。チャレンジ精神のある社長、経営者の方、いつでもお待ちしています。