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専門コラム 第30話 「父の日、食品ギフト、デリバリーギフトの可能性」

 

 あと3日で6月ですね。6月の大きなギフトイベントと言えば父の日ですが、父の日の人気アイテムと言えば、やはり食品ギフトが強い傾向にあります。

雑貨では、ビジネス関連グッズのネクタイ、財布、名刺入れ、カッターシャツ、ハンカチ、ビジネスソックスなどが父の日の贈り物として定着していましたが、昨今ではビジネスマンのファッションスタイルも多種多様化し、選ぶ側もアイテムを難しくなってきていることから、嗜好が分かれづらい食品ジャンルに傾倒しています。

 先日、楽天が発表した2018年5月時点で楽天市場に出品されている父の日関連商品は約270万点。このうち、うなぎ・馬肉・ビール・日本酒・焼酎・おつまみなどの総菜の売れ行きが好調で、そのほか、季節感のある甚平やサンダル、名入れができるタンブラーが人気商品となっており、過去3年間(15年~17年)のランキングでは、うなぎギフトがトップ10に複数ランキングしているとのこと。

また、特に父の日仕様の特別BOXや、風呂敷に包まれた高級感のある商品が人気となっているそうです。ギフトイベントでの専用パッケージングの重要性については、これまでも当コラムで何度か触れていますが、大きなコストを掛けて丸ごと仕様を変えずとも、少しのコストと手間だけでも掛ける価値は十分にあります。

稚魚が獲れずに価格が高騰しているにも関わらず、相変わらず父の日で人気の高いうなぎですが、ギフトイベントの市場規模は母の日よりもかなり劣る父の日ですが購入予算は父の日の方が高いため、うなぎや、和牛、ローストビーフなど、比較的高価な食品ギフトが選ばれやすいです。

ギフトの通販で強い母の日のアイテムは、圧倒的にお花ですが、父の日は市場規模は劣るとは言え、食品ギフトだけで捉えると母の日と同等か、こういったアイテムによっては大きく上回ります。

矢野経済研究所によりますと、2017年の食品ギフト市場規模は、昨年比2.8%増の4兆1,000億です。ギフト市場全体が10兆円ですので、その約4割を占めています。2014年からですと11%もの伸長があります。

食品ギフトと言えば、中元・歳暮が主体であることには変わりませんが、微減とは言え、縮小傾向にある中元・歳暮ですので、他のギフトイベント、ギフトシーンで伸びていることが明らかです。

当社でも食品関連のクライアントは多く、自社通販はもとより、ECモールへの出店、BtoBtoCとして百貨店ギフトや流通企業でのギフト販売も多いのですが、食品ギフトが伸びている実感は大きくあります。

 ギフトの話しではありませんが、先週「丸亀製麺」に行ったのですが、相変わらずお店は盛況で少し列に並んでいました。中の様子を見てみると店員さん達は作業が追っついていない様子で、大変そうだなあと見ていたところ、店の奥に4人ほどクーラーBOXのようなものを持ってきている人を発見。今話題のウーバーイーツの配達員さんでした。お店の行列に加えて、このウーバーイーツの注文分も捌いているので、店内業務が大変になったのだと感じていました。

ウーバーイーツはまだ一部の地域だけの展開ですが、この現代の出前スタイルは、お店の人材不足を解消することから、とてもウィンウィンなビジネススタイルですので、特に都市部においてはますます成長するでしょう。

少し違いますが、楽天市場の父の日特集の中に「ありがとうを出前しよう!対象店舗利用でポイント3倍」というのがあります。これは楽天デリバリーを父の日に利用しませんかというキャンペーンです。ウーバーイーツをはじめ、楽天デリバリー、出前館、ぐるなびデリバリーなど様々な現代の出前スタイルがありますが、父の日だけでなく、様々なハレの日のギフトとしても利用が拡大されていることを実感します。

 ギフト=ハレの日=ハレの日の食卓 この構図は時代が変化しても基本的には変わらないので、食品ギフト堅調かつ、まだまだ伸びていくでしょう。