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専門コラム 第112話 日本経済再稼働!! ”ギフト化でのブランディング”が、最強である理由。

 今日のコラムタイトルの結論を、いきなり書きます。

消費者アンケートで「自分では普段買わない(または高くて買えない)けど、人からもらったら嬉しいもの」というようなランキングを見たこと、ありませんか?

ここにある答えこそ、ギフト商品の作り方であり、ギフトで事業を作っていくために、当社がベースにしていただきたい考え方であり、結論でもあります。

「自分でも使いたいけど、日常生活で使うほどではないし、日常使いだと値段が高い。けれども誰かから貰えたら嬉しいな。」

当コラムを今読んでいただいている方のほとんどの方が、このようなことを一度ならずとも実生活の中で、思われたことはあるかと思います。

緊急事態宣言が出され、コロナ真っ只中の状況下ではECの利用が促進され、ネット通販も大半の企業やお店が、大きく数字を伸ばしました。

ですが、これは日常生活品が中心での伸びであり、普段の買い物や、旅行やレジャーに行けない分を、ネット通販で代わりに購入したシンプルな結果です。

宣言解除後も、第2波、第3波の到来を極力避けるために、新しい生活様式としてネット通販の利用は政府や自治体からも促進され、宣言下時期ほどの勢いは失われるかもしれませんが、一定程度の伸びはまだまだあるでしょう。

直近でのネットショップ出店数の増加率などの発表はまだ見掛けませんが、飲食業、観光業、小売業など、コロナで大打撃を受けた企業の賢明な経営者は、これまでの事業以外に、EC・ネット通販にも活路を見出し始め、ネットショップの開設や強化を図りだしていますので、ネット上での競争は今後、ますます激しさを増していくことは明白です。

そこで当社がこれまでもずっと、そしてこれからもオススメするのが ”ギフト通販”戦略であり、その手法です。

通販は流通チャネル、流通手法の一つですので、あくまでも小売業でのマーケテイング活動の中のものですが、ギフトというのは販売手法でも流通手段でもなく、日常の生活の中においての、ちょっと特別な ”コト” です。ビジネスとしての捉え方をしすぎてはいけません。

人と人、あるいは企業と人、企業と企業のコミュニケーション(=絆とも言えます)を、円滑・潤沢にするための ”コト” であり、その ”コト” であるギフトを商品やサービスとして提供し、絆づくりに消費者や顧客に利用していただく。

当社では、この”ギフト(コト)”と”通販(流通チャネル)”が合わさって、新たな事業軸となるようにコンサルティングを通じて、今も様々な企業のお手伝いをしています。

今日のコラムタイトルにある、なぜ”ギフト化でのブランディング”が最強であるのか?について、さらに詳しく述べます。

先に申し上げた通り、コロナ下やWithコロナによって、今後もネット通販チャネルはますますの成長発展を遂げるでしょう。

それを狙って今、様々なEC・ネット通販支援会社、サービス提供会社が、売れるための販売施策をお伝えします!といった感じで積極的にオンラインセミナーを打ち、ネット販売への事業参加を促しています。当社にとっても業界的にも、ネット通販がこれまで以上に活性化していくのは、大変喜ばしいことです。

ですが、さらなる競争激化になっていくことは間違い無く、また絶対に売れる施策など本来どこにもないことを承知した上で、そういったオンラインセミナーなどに対し”冷静”に参加されてほしいと、強く願っています。

いくらEC・ネット通販が業界全体で伸びたとしても、1社1社で見た時に果たして成功と言えるほどうまくいっている事業者が、果たして何%いるのでしょうか?

当社が行っていることは、企業やお店、商品のストーリーも明確で、自分では日常使いとしては買いにくいけど貰ったら嬉しいなという、その企業やお店の独自の魅力に溢れたギフト商品の開発を軸に、EC・ネット通販に打って出る”長くて強い戦略の提供” をしています。

人に贈りたいと思えるギフト商品は、自分にとっても魅力的な商品でなければならない。

人に贈る前に自分でまず使ってみて、良かったら人に贈るというケースもあるでしょうし、自分で買ってみたらすごく素敵なパッケージだったので、お世話になった人に贈りたいと思ってもらえることもあるでしょう。

ギフトという ”大切なコト” を、しっかりと提供できる企業やお店であること。その企業やお店から生み出される独自性が高く、貰ったら嬉しいだろうな!(=自分もできれば欲しい)という魅力に溢れたものを作る。

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独自のギフトでブランディング→ブランドイメージづくり→ファン化に繋げる。

あと、なぜ実店舗でのギフトではなく通販でのギフトなのか?ですが、実店舗というのは自社店舗だと運営コストも非常に高いものですし、卸販売だと限られた棚をいかに奪うかです。

棚を奪えたとしても、その商品が持つ特性やストーリーを実店舗で果たしてどこまで表現できるでしょうか?

一方で、EC・ネット販売では実店舗のように大きなコストを掛けずとも、ブランドイメージ、ストーリー、商品の特徴など、漏れなく、しっかり伝えることができます。

販売はあくまでもその後で、どうそのサイトに沢山の人に見にきてもらえるように、SEO対策や宣伝投資、SNS活用などで、自社にあった的確な施策を、どう実行していくかです。

さらに、ネットなどの通販チャネルでまず流通させ、認知を獲得することができてから、実店舗での棚へ向かうと、販売・営業効率も非常に良くなることにも大いに期待が持てます。

ハード(製品・商品)が、消費者から見てあまりよく無いものをいくら積極的に販売・営業してもザル状態になってしまう。仮に沢山のコストや人件費も掛けて沢山売れたとしても一時的なもので長くは続かず、続けようと思うとさらにコストが掛かるという悪循環に陥ります。

当社の”ギフト通販”の考え方は、

販売・営業コストは極端に言いますと”ゼロ”にし、消費者や販売先など向こうから欲しい、贈りたいと勝手に思ってもらえる状態を作ることを究極とし、目指していただくことです。

独自の魅力あふれるギフトであれば、価格の安さを訴える必要は全くなく、それよりも価値を伝えることで、結果として適性な利益を得て、長く愛される企業・商品へと繋がっていく。

このことが、ギフトでブランディングを起こすことが最強である、という当社の定義であり理由です。

決してブランディングや商品をしっかりさせる前に、販売施策ありきになってはいけません。

当社のクライアントでは、このギフト通販戦略によって大きく成長・発展された幾多の企業はもちろん、悪戦苦闘しながらもようやくその準備を整え、今まさに羽ばたこうとされている企業もいらっしゃいます。

EC・ネット通販を新たな事業軸とし、新たな時代に新たな武器を手に入れたいという経営者の方、まずはメールの一本で構いません。まずはお気軽にご相談や悩みをお寄せください。

しっかりと”ギフト通販”の魅力を、お伝えいたします。