専門コラム 第182話 中小企業はどの市場でも大手や競合と対峙していることを強く自覚せよ。その時、独自の価値が伝えられていなければ勝算はないのだとも。
「やはり先生にお願いして良かったです。我々だけでは絶対に出来ませんでした。ここからが本当に楽しみです!ありがとうございます!」
一昨日、久しぶりに訪問した大阪のビジネス街のど真ん中にあるクライアント企業、S社のT社長から言っていただいた言葉です。
普段はS社の東京支社で行ったり、T社長が定期的に東京へ起こしの際にコンサルティングを行っているのですが、この日は1年間の総括として、S社の大阪本社に出向きました。
T社長は続けて・・・
「お恥ずかしながらよくお分かりの通り、うちの社員はビジネスとしての一般的な素養を身につける教育が成されていません。我々のような中小企業はなかなか社員教育にまで手が回らないのが実情でして。」
「T社長、そのために私がいますし、大丈夫ですよ。東京支社のUさん、コンサルスタート時よりすごく積極的になりましたし、すごく成長もされてきていますよ!」
ではこのクライアント企業に何が出来て来たのか?以下のことが、まず達成できました。
大きな目的
「既存事業のリブランディングから、向こう5年10年を支える事業の仕組みを構築する」
・バーパス=存在意義を核としたコンセプト設定
・ギフト市場のBtoB、BtoCで売れる新ブランドづくり
・新ブランド名およびロゴデザインの決定
・新ブランド下での新ギフト商品企画の決定
・ギフト市場に向けた販売戦略と戦術づくり
価格勝負でなく ”価値勝負” ができる、独自ギフトの仕組みの基礎が出来上がったのです。
これがなければ勝算は立たちません。
ここからブランドECサイトづくりと商品製造ですが、これも一気に進めていくことを確認。
ギフト市場という大海原、大企業とも対峙する戦いに出るための強い武器と体制が整いつつあるという訳です。あとは目指すゴールに向かって、前進あるのみです!
徹底的に考え続け、悩み苦しみ、判断をし続けてたどり着きました。ビジネスでの成功を収めるために当たり前のことではありますが、この事業の主担当の社員Uさんは、初めてこのようなコンセプトワークや自身で判断して、自らが一から動いて進めることは社会人生活の中で初めての経験だったので、精神的にもスキル的にも大きく成長されました。
私は常々、T社長にはこう言っています。
「このギフト事業が軌道に乗りそうな段階まできら、ぜひ子会社を設立して、Uさんを社長に役員にしてください。立場は人を変えますし、経営まで携わると、今の成長どころではない、T社長および御社の本当の力になりますよ!」と。
“失敗は成功の母”。
これは誰もが口にすることですが、真に成功体験がない人にとっては、私が最も嫌う言葉、”机上の空論” でしかありません。
失敗を重ねたことから学び、成長し、成功へ繋げている人だけが、“失敗は成功の母” と堂々と言えるのです。
S社のギフト事業は準備が整い、その過程で大きく成長しました。ここからは最初に定めたゴールに向けて強い信念を持ち続け、走り続け、成功を手にする。これが成されて、真の成長、真の感謝、真の喜びを揺るぐことなく手に入れられるのです。
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